ジョン・C・マザーとジョージ・F・スムートの論文
2006年ノーベル物理学賞の2⼈の受賞理由は「宇宙マイクロ波背景放射が⿊体放射に⼀致することと、非等⽅であることを発⾒した」功績である。
これはビッグバン理論をより強固なものにしたという。
ある物体が光を放射しているときに、波⻑ごとの明るさの分布が物体の温度のみに依存するものを⿊体放射と呼ぶ。
探査衛星COBEが観測した背景放射は非等⽅で、場所によって温度が10万分の1度単位で違っていた。
背景放射は非等⽅で、場所によって温度が10万分の1度単位で違っていた。「背景放射のゆらぎ」として知られるこの現象は、⽣まれたての宇宙がすでに不均質であった証拠である。「ゆらぎ」はのちに物質の濃淡を作り出し、そこから宇宙の⼤規模構造、銀河、恒星、さらに私たちが作り出されたのだ。「ゆらぎ」がなければ、膨張した宇宙はどこまでものっぺりとしていただろうと考えられている。
基本的には素粒子物理学の理論や実験と同じで、存在しない対象に対して世界唯一独自式で支離滅裂で頓珍漢で出鱈目な主張をしているだけである。
「物体が光を放射しているときに、波⻑ごとの明るさの分布が物体の温度のみに依存するもの」は完全に存在しない。
仮にもし黒体が存在したとしても、宇宙で自ら輝くものは、恒星、球状星団、銀河の中心核などであり、黒体という存在とは何の関係も関連もない。
各方向の電波強度が最大で平均の10万分の1違うというのは、極めて均質性が高いと言える。
宇宙初期の物質分布に揺らぎがなく完全に均質であったならば星や銀河などの構造が永久にできないというのは極めて当然なことでしかない。
”10万分の1のゆらぎ”がなぜ宇宙が1点から爆発的に広がった証拠になるのか根拠が何もない。
全てデタラメか根拠のない話である。