一般相対論
1万の論文、書籍、WEB資料があれば1万の一般相対論があり、大概要部分が大雑把に統一されているような状態である。従って一般相対論の主張が何であるかを伝えるのは難しい。”一般相対論”の”一般的な”解説はできないが、なるべく最も典型的と考えられる式と主張を集めて解説する。
特殊相対論の延長と拡張という位置付けである。
一般相対論は、リーマン幾何学をのn次元幾何学の一つの次元を時間に置き換えた理論物理学独自の時空幾何学で表現されるとされる。
しかし、リーマン幾何学n次元時空の具体例は存在せず設定だけである。
特殊相対論では慣性座標系しか扱えなかった。(加速する対象を含む)非慣性系を一般座標と呼べば、一般相対論では一般座標を扱えることを目指したものである。 アインシュタインは
を基本的原理としてアインシュタイン方程式を導入して重力を表現した。
相対論によれば空間は時空連続体であり、一般相対性理論では、その時空連続体が均質でなく歪んだものになる。つまり、質量が時空間を歪ませることによって、重力が生じると考える。
その理論的な帰結・骨子となるのがアインシュタイン方程式である。
一般相対論は次の三つの指導原理により構築されている。
ほぼ必ずエレベーターの例が出てくるが話のパターンが我々が調べただけでも10通り以上ある。エレベーター内の人間にはエレベーターが重力で加速しているか、それ以外の方法で加速しているか人間の感覚では区別が不可能であるとしている。
アインシュタインはこれを基本原理とした。
重力と慣性力は同じものなので、重力場がある空間でも重力と反対方向の加速度を持つ座標系を設定すれば、その座標系では重力の影響を無効化でき慣性系とみなし特殊相対論を適用して良いと考えた。
エレベーターが重力で加速するのと別の方法で加速することは完全に物理学的に違う状況、状態である。
例えば、電子が電場と相互作用して加速するのと、重力場を受けて加速するのは常識的にも物理学的にも違う状況である。
エレベーター内の人間の感覚や感じ方、思考は物理学とは関係がない。
局所座標や時空を導入しても重力場が存在する事実や物質と重力場の相互作用を消すことはできない。
正常な物理学では物質が重力で加速するのと別の理由で加速することは完全に本質的に異なる。
局所時空座標を導入することにより加速の効果を無効化して慣性系とみなすことが可能となり、特殊相対論のローレンツ変換が適用可能になるとしている。
加速度系では加速効果を消す為の時空概念と特殊相対論のローレンツ変換の時空概念の二つが存在すると主張している。
全て完全に正しくない出鱈目な主張である。
一般相対性原理とは、一般相対論を築くときにアインシュタインが原理として仮定したもののうちの1つで、「いかなる座標系においても物理法則は不変である」という原理(WIKIPEDIA)。
地球は自転と公転をし、銀河系はいくつもの方向、いくつもの速度で運動しているが、地球上の全ての物理実験、また惑星の運動や天体観測ロケットの実験などでも物理法則は不変であることが確認されている。従って、この主張は正しいと言える。
我々が作成した資料「特殊相対論」で述べた通り”(一般)相対性原理”が成立する理由は物理場の伝わり方が放射説的であるためである。
アインシュタイン方程式とは何かについて:
物質が存在すると周りの時空が歪み重力場としての効果を示すとしている。
アインシュタイン方程式で使用される記号:
Rμν:リーマンの曲率テンソルまたはリッチ・テンソルまたはRicciテンソルと呼ぶ。
gμν:計量
Tμν:エネルギー運動量テンソル
Gμν:アインシュタイン・テンソル=アインシュタイン方程式
R、g、Tで表現されるとされる。
記号の詳細
10万の資料があれば10万通りの説明があり詳細を説明することは不可能である。
また、式の内部を完全に確定できるような詳細な式は見たことがないので、存在しないと考えられる。
110年間に10万から20万の論文が発表されたと推測されるが統一された設定は
特殊相対論を加速系でも扱えるように拡張された。
時空概念が使用される。
重力を扱うとしている。
リーマン幾何学をのn次元幾何学の一つの次元を時間に置き換えた時空幾何学で表現されるとされる(実際にそのように表現された例はどんなに探しても存在しない)。
以上のように非常に大雑把な一般相対論とは何かの設定が存在するのみで
原則として世界唯一独自式で論文は展開される。
世界唯一独自式は100%全て数学的物理学的に意味のない文字や記号の羅列である。
解説は物理学用語と数学用語を使用するがデタラメであり正常な物理学的主張ではない。
特殊相対論と違い統一された設定がほとんど存在しないのと高度な数学(リーマン幾何学)が使用されているという設定があり、一般相対論は間違っているという主張は少ない。
結論として3つの理由と目的で6つの対象(光源、光受信対象、観測者、加速する対象、重力源の対象、空間全域)に三つの時空概念が同時混在的に導入されるとしている。
我々が作成した資料「特殊相対論」述べた通り、時空概念の使用は対象ごとに無限微小時間ごとに無限の何乗もの事実(平行宇宙)の存在を必要とする。まして、6つの対象に三つの時空概念が同時混在的に導入されるとなると優劣なく同時に無限の無限乗の事実(平行宇宙)の存在を必要とする。
これは正常な物理学的主張ではない。
一般相対論とは何であるかの非常に大雑把な設定が存在するだけの正常な内容のないデタラメということになる。